心の垢離

さしずめ文章の家庭菜園のようなもの。

【マスターデュエル】リチュアル フェスティバルの思い出【ヴェンデット】

私です。

お疲れ様でした。

 

▲デッキはこんな。まあ純構築といって差し支えないのでは

 

・構築やレギュレーションについて

参考文献:

www.youtube.com

なぜかまた《拮抗勝負》が禁止なので後攻捲りに一抹の不安が残る。かといって、アンデで儀式やろうとすると墓地を肥やすカードに儀式セットにと枠がカツカツなのである。

元レシピには「魔神儀」カードも何枚か入っていたけれど、【ヴェンデット】は儀式召喚した《スレイヤー》をリンク素材等(特に《セイヴァー》)に用いて墓地へ送るのがメインギミックみたいな部分もあるので、フィールドにいるとEXが封じられる制限はけっこう重く、また儀式素材に使おうにもレベルが高すぎて持て余す場面が少なくなかったので抜けていった。

という割にEXは適当。《大儺主水》のデッキバウンスは何度か食らって強かったので入れてもよかったのだが、このデッキにそこまでの展開力はない気もする。

 

実際に動かしてみると、墓地から何度も儀式召喚できるのは確かに魅力的な一方で、初動は少し大変。《スレイヤー》を手札に持っているか、さっさと墓地へ送らないと何も始まらない。その点では《儀式の下準備》は非常に強力かつ生命線だと感じた。

 

読者諸兄には今更だろうが展開のおさらいをする。

1.手札の《スカー》などを素材に《スレイヤー》(1回目)を儀式召喚

2.1をなんとかして墓地へ送り(2)の効果で足りないパーツを補う

3.2でリンク召喚などしていれば、他に素材とした「ヴェンデット」モンスターを自身の効果で蘇生

4.《ラヴェナス》を発動し、3と合わせて《スレイヤー》(2回目)に効果を二種類付与し相手ターンに備える

こんな感じである。

 

これで【ヴェンデット】を触ったことのない方にも想像いただけると思うが、まあ必要札が多い。最後まで《打ち出の小槌》等の採用を検討していたくらいだ。普段の私なら欲張って後攻向けカードをたくさん積み、枚数が増えたから《芝刈り》型にしてごまかす、というのが大方のパターンなのだが、このデッキに関しては40枚ギリギリの方がよいと思う。

その分、展開が通ればなかなか強力で、フリーチェーンかつノーコストで除外効果を使える《スレイヤー》の使い勝手は【エクソシスター】さん家の《ミカエリス》や《マニフィカ》を彷彿とさせるものがある。またサーチや使い回しが得意なのでリソース回復力もそこそこある。

個別に見ると《マゼラ》はオシャレポイント。これ1枚で儀式のリリースを賄えるだけでなく、除外を絡めた動きもあるので繰り返し素材として使えるのはかなり便利。

反省点を挙げるなら、他の除外されたカードはほぼ使い切りになってしまうのでもう少し活用方法を盛り込めればよかった。入れてないけど、ちょうど「ヴェンデット」罠カードにそんなのが多いのである。

まず手順1に辿り着くのがけっこう大変だから(そんな先のことよりも)初動の方が重要、というのが私の考えなのであった。諸説ある。

・環境とか

レンタルデッキがとても多い! 半分以上はそうだったと思う。

全体的な戦績としては、もちろん勝ったり負けたりなのだが、22,000ポイント稼ごうと思うと1日あたり4勝する必要があり、またそれが苦にならないくらいには勝てた。

ただその……追加ミッションはどう考えても遅かったね。回収したけど。

 

【儀式青眼】はレンタルだけでなく自前もいた。守備力0の「魔神儀」を送り付けて《カオスMAX》で貫通ワンパンを狙ってくる危険な型には何度か負けましたよねえ。

【ヌーベルズ】は《ハングリーバーガー》目当てに組むつもりだったけど、相手側で一生分見たので胃もたれした感じ。ネタが割れていれば《スレイヤー》を守備表示で出したり、そうでなくともチェーンして上から除外してやるのはかなり刺さっていそうだった。フィールド魔法も強力なので除外してあげよう。

【リブロマンサー】はレンタルの中では最も頻度が少なく、また一度も勝てなかった。言い訳でしかないけど、当たったと思ったらこちらの手札が事故っていたり、そんなんばっかりでどうもな……。いやこちらの事情は抜きにしても展開力がまず違うし、強いと思います。

あと多かったのが【ブラマジ】【メガリス】。他に【御巫】や回数稼ぎの【自爆】など。珍しいところではノヴァ型の【方界】に【ワイト】もいた。

また嬉しいことにアンデミラー、さらに言えば同じ【ヴェンデット】も何度か見かけた。いずれも《ドーハスーラ》入ってたけど。私も最初は入れてたものの、あれもこれも墓地に送りたいけど芝刈りがないから微妙かなって……

 

ミッションに関しては、初戦で【メガリス】と当たったときに儀式召喚の回数を稼げそうでいいなと思ったものだが、前述したように我らが【ヴェンデット】も基本の展開に儀式召喚2回を含むので、特に達成は難しくなかった。むしろ大変なのはポイントの方。22,000は別に強制されたわけでもなく自己満足に過ぎないのだが。

 

いま思うと【ヌーベルズ】の販促だったような気がしなくもないが、【ラビュリンス】ん時ほど露骨ではなく、ほどよく色々なデッキが見られてよかったと思う。楽しかったです。

 

終わり。