私です。
テーマクロニクルという名の実質ファンデッキフェスでしたね。ゴールド5はレンタルはじめいろんなテーマがほどよく散らばってかなり快適でした。
実はYoutubeで見かけた【不知火ヴェンデット】をイベント用に組んだけれども普段のやつがほぼそのまま使えたのでお蔵入り。また儀式召喚のミッションとかで使います。
結局こんな感じ。芝刈り抜き60枚という大いなる矛盾を抱えたデッキなのだが、もともと手札に来てほしくないカードの素引き確率をできるだけ下げるためでもある。
なお素引きは頻発する模様。《ワイト》《ワイト夫人》《ワイトキング》は初手に握っていると本当にため息が出るしこれが嫌で《闇の誘惑》の採用を検討するほど。まあその話は確か昨年5月ごろにもしたので置いておいて、近い将来《ユニオン・キャリアー》が使えなくなってしまうことについて書く。
確かにいろんなデッキでユニオン以外をキャリーしまくる禁止待ったなしの極悪カードではあったのだが、【ワイト】においても《牛頭鬼》（と手札のアンデット族）初動から相手ターンに《ワイトベイキング》を使いつつ《双穹の騎士 アストラム》になれる先行展開の要であった。私が擦りまくっている参考文献のうち、《ユニゾンビ》から《ブラック・ローズ・ドラゴン》につなぐパターンと併せてふたつが死んでしまうことになる。残されたのは《ライトロード・ドミニオン キュリオス》と《ワイトベイキング》、墓地に《リンクリボー》という一番強くないやつであり、相手ターンを乗り切るのに不安が大きくなってきた、というのが現状の問題だ。
テーマクロニクルは禁止後の環境に備えた練習でもあり、【パラディオン】に後攻ワンキルを決められまくったりしながら先行でやれることが少ないな～と実感してきたところである。結局ゴールド帯の浅瀬でパチャパチャやってるだけなので練習もクソもないかもしれない。私も含めコイントスは後攻が大人気であった。
整理しよう。
要するに相手ターンも含め2~3回《ワイトベイキング》を使えればだいたいなんとかなるからその形を目指したいということなのだが、最近のレギュレーションに対応した文献があまりなく考えるのが面倒くさい研究しがいのある未界域となっている。
おそらくデッキパワーは今なら烙印ギミックを絡めるのがもっとも強いと思うが私は勝ち筋が《ワイトキング》しかないタイプの方が潔くて好きだ。もっと後攻に寄せて壊獣や《左腕の代償》などを積みとにかく芝を刈りに行くのは選択肢としてアリだと考える。ちなみに先行1ターン目で芝を刈る動きはこと【ワイト】に限れば全く強くない。墓地にワイトを落としたいが《ワイトキング》が3枚落ちてしまうと展開できず終わる、こんなところにも矛盾を抱えた悲しいデッキなのだ。
あるいは先行も捨てずにもうちょっと何かあればよいのだが。【シンクロアンデ】要素もアリかもしれないが展開系はいろいろルート覚えたり大変そうで私の頭が爆発してしまうため現状難しい。アンデ有識者の登場が待たれる（切実）
《ユニゾンビ》はレベルを上げる部分がなければ安定してランク3、つまり《虚空海竜リヴァイエール》につながり都合がよいのだが、私が考えつく範囲だと適当なレベル8シンクロ（《PSYフレームロード・Ω》ないし《混沌魔龍 カオス・ルーラー》）か《ワイトキング》を残して《F.A. ライトニングマスター》くらいか。
《ワイトプリンセス》がリンクモンスターの攻撃力も下げられればテーマギミック内で相手ターンを乗り切る手段として信頼度が増すが、ないものは仕方ない。逆に自分のリンクモンスターを守ることができて、何度も助けられてきた事実もある。
ここまで書いてきて思いついたが、《アルグールマゼラ》をはじめ上級アンデのポテンシャルはなかなかのものである。《ヴァンパイア・フロイライン》等も含め《グローアップ・ブルーム》でサーチするのは悪くないかもしれない。もっぱら《死霊王 ドーハスーラ》をリクルートするための効果だとばかり認識していた。
念を押しておくが私はできるだけ純構築で戦いたい気持ちが強い。その割には魔法・罠やEXは汎用カードまみれでそのあたりもやや矛盾しているかなと自分でも思う。現状「ワイト」カテゴリはメインデッキのモンスターカードしかないので構造上仕方ないといえばそれはそう。
また先に述べた烙印要素など、他のテーマを混ぜる構築を否定するものではない。ただ両者は区別されるべきで、私はこちらが好きという話……だけれども、アンデット族のサポートカードもたくさんありどこまでが「純」かという線引きは実際曖昧だ。
というわけで、何も結論は出ていない投げっぱなし状態だけど書き疲れたので終わる。
もしここまで読んで「結局どうするんじゃい！」と感じた方がいらっしゃったらぜひ一緒に考えていきたいと思う（適当）
それでは。
