1 右 KICK BACK
2 一 灰色と青
3 遊 サンタマリア
4 三 眼福
5 二 WOODEN DOLL
6 左 Nighthawks
7 捕 カナリヤ
8 中 地球儀
9 投 まちがいさがし
- 1 右 KICK BACK
- 2 一 灰色と青
- 3 遊 サンタマリア
- 4 三 眼福
- 5 二 WOODEN DOLL
- 6 左 Nighthawks
- 7 捕 カナリヤ
- 8 中 地球儀
- 9 投 まちがいさがし
- おしまいに
1 右 KICK BACK
公式MVがたくさんあるので貼りやすくて助かる。
こっちも見とけよ見とけよ~
ベースがかっこいいとかいろいろ言おうとしたけど、なんかこの2本の映像が全てのような気もしてきた。聴けば・観ればわかる。ブログの趣旨……
起用理由に関しては、やはり知名度があるだろうということに加え、デンジくんのイメージから力強さを重点した。
チェンソーを使うとき、バーの先端上部90度を当ててはいけない(戒め)
2 一 灰色と青
「BOOTLEG」を初めて聴いたとき、良すぎて思わずリピートした。
心から震えた あの瞬間に もう一度 出会えたらいいと強く思う
人に歴史ありというか、それぞれの(これまでの)青い黄金時代を巧みに思い起こさせる歌詞だ。
夜更かしは体に毒だけれども、やはりド深夜や夜明け前に聴くと雰囲気が出て良い。
最後、バシッと終わって余韻が残るのもとても好き。
変わっていくもの、変わらないもの、そして未来……言葉にすると陳腐だが、そういったテーマが個人的なツボなのだろう。
3 遊 サンタマリア
歌詞が美しい。
ワードとしては「面会室」だの「呪い」だのと不穏なのだが、見出した聖母とともに「光」へ向かっていくとのことで非常にこう、肯定というか救われたような印象を受ける。曲に着目しても絶望的な感じではないんだよな。
ごく個人的には「しとやかに重たい沈黙と優しさ」とか「汚れることのない歌」とか、意味がなくても手をつなぐくだりが好き。
打線としては言わずもがな、歌詞の妙が強くイメージされたためショートのポジションとした。
4 三 眼福
5:36くらい
いちばん好き。
のんびりしたテンポとゆるい歌詞(解釈による)がハマっていてとても気持ちよく聴ける。
じっくり詩を見ていくと終末ものみたいな要素を感じなくもないが、いやたぶん世界は大丈夫じゃないのだが、よしんば明日なんてないのだとしても、「そんじゃまたね」と軽く別れるくらいでよいのかもしれない。この二人はきっとそうなのだ。
5 二 WOODEN DOLL
私にとってのスルメ曲で、最初は6/8のテンポが楽しくて気に入っていたのだが、歌詞は素早く過ぎていってしまうこともありそこまで注目できていなかった。
そこで今回の記事にあたり遅まきながら確認したところ、優しさの波動と衝撃を受けたというわけである。
忘れてしまったなら 無理にでも思い出して じゃないと僕は悲しいや
こうして見ると「YANKEE」はとても強いのでクリーンナップを張ってもらうことにした。
6 左 Nighthawks
5:32くらい
「『YANKEE』はとても強い」と言った舌の根も乾かぬうちに恐縮だが、「BOOTLEG」もめちゃくちゃ強いのである。
記事にならないのを承知のうえで、これも「聴けばわかる」と言いたいところではあるが、個人的に重点したいのは①冒頭の歌詞でベッドに寝転がっていることが一発でわかる描写、②詩が乗っているメロディだけでなく曲も綺麗で、ハイテンポなぶん高密度な体験ができる あたりをぜひおさえておきたい。
特に「それなら笑って過ごしたい」でドラム(シンバル)がおとなしくなるところ、続けて「君に会いに行こう」でのギターのダウン(という表現が適切かわからないが)2回で締めにかかる感じが好き。
7 捕 カナリヤ
歩いていこう 最後まで
ピアノがひたすらに綺麗。この安定感はキャッチャー以外考えられないと思った。
曲としては相対的にやや地味かもしれないが、趣味で選ぶと(米津玄師軍の実際厚い選手層を通じて)こうしたバラードめいた曲が挙がりやすく、中でも下位打線はそうした色が濃い。
8 中 地球儀
この道が続くのは 続けと願ったから
これもピアノがとても良い……のに加え、木の軋む音が入っているのが逆に落ち着かせる感じで何度リピートしても全く飽きない。
とりわけ、歌詞の最後 喜びも悲しみも描いていく というくだりが私の真ん中に刺さったため、安直ではあるがセンターに据えた。
9 投 まちがいさがし
正確にはセルフカバーになるのかな。「STRAY SHEEP」に入ってるやつ。
4:48くらい
間違いか正解か だなんてどうでもよかったんだ
というとヤバレカバレにも思えるけど、間違いの方の世界でもいいんだと思えるくらいの出会いを得たわけで、この上なく尊い関係を歌っている。なんだか気恥ずかしいがそういうことなのだろう。
もちろん各々の大切な人をイメージしてもいいし、また邪悪な楽しみ方としてなんか推しカップリングに乗せて聴くこともできる。
ピッチャーに据えたのは、そうした「誰のことを想像して聴くか」をこちらに問いかけてくるような曲だと考えたため。
おしまいに
惜しくも選外となった曲も、枠の都合上そうなっただけであり名曲は実際多い。
聴こう! そして最強のプレイリストを作ろう!