更新頻度をもっと上げなくてはいけない(戒め)
放置してる間もなぜか一定のアクセスがあり、たいへん申し訳ないと感じています。ネムリヤモリです。
今回の記事では、更新を個人的な楽しみとしていたまとめブログを扱います。
唐突にヨソのまとめがどうだこうだと言うのも不可解かと思いますので、順を追って記述しますね。
ヤモリが好きなまとめブログの傾向
例に漏れず、私も2ch/5chのまとめに毒された身です。
毒を喰らわば、と申しますが、見境がまったくないわけではありません。「管理人の顔がどのくらい見えるか」によって、おおまかに好き嫌いが生じます。下から:
・管理人の存在がほとんど伺えない、自動でまとめた感が丸出しの唾棄すべき短レス無作為連発もの(ゲームの名前で検索するとだいたい1ページ目に表示されるやつ。この世で最も価値のない存在のひとつ)
・かろうじて手動でまとめていそうなもの(顔は顔でも、広告収入のためにやってますよ、という顔があからさまに透けて見えるもの)
・熱意というかこだわりがあって、まとめ方でその他のブログと自然な差別化がなされているもの(胡乱な言い草ですが、こだわりの有無はマジでわかります。再訪が楽しみになる類)
・まとめのみに頼らない、ブログ独自の企画がたまにでも存在するもの(希少種)
という感じです。
その、4つめであったところのサイトの話。
うしみつというブログ
ホラー・オカルト系まとめであるうしみつさん。何がこれほどの、こんな特集エントリまで書いてしまうほどの思い入れをもたらしたのでしょうか。一度訪問してカテゴリ一覧を開いていただければ明らかですが(と言いながらリンクは貼らない)、それはブログ独自の企画記事と看板娘(キャラクター)の存在です。
企画は本当に手広くやっておられて、4コママンガやオカルトモチーフなスイーツづくり、読者からの調査依頼など多岐にわたります。ダウジングで新元号を大胆予想! なんてのもありました。白股
4人(5~6人)いるキャラクターも企画の進行のみならず、まとめ記事の末尾に登場してはコメントを残してゆくなど、飽きずにアクセスしたくなるような気配りが随所に見られる……そんなブログでした。
やはりというか読者人気もあり、ファンアートの投稿や調査依頼を解決しまくる辣腕の有識者たちもその魅力の一角をなしていたと感じます。
一方私はというと、周年記念の節目にファンメールをそっとお送りする程度の関わりでした。同じようにほぼ見る専で、でも更新を楽しみにしていたという層も(おそらく)大勢いたことでしょう。
そんなうしみつさんに何が起こったか?
約1ヶ月前、まず企画記事の更新終了アナウンスがありました。それは9月末であり、残された期間で各企画の最終回を順次行っていくと。
私は率直に、ああ、ついに来たなと思ったものです。というのも、4コマの更新は不定期すぎて都市伝説扱いされ、調査依頼もコメント欄の情報交換に任せる格好がここしばらくは続いていたからでした。
こんな、自分のことを好き勝手に書けばいい「心の垢離」でさえも気を抜けば月単位で放置してしまうくらいですから、日に複数回の更新かつ企画記事も並行させる日々のご苦労は想像できません。
とはいえ、一旦休止とかではなく終了という文言のもつ問答無用なニュアンスの衝撃は大きく、心に吹き抜ける秋の寂しさを否応なく味わいました。
そういうわけで、スターマインめいた賑わいを見せた後の10月。先日の告知から、私は「企画記事の更新はしないけれども、それ以外は特に変わりない」という理解でいましたが、サイトを訪れてみるとどうも様子が違います。
このへんは感覚的なアレであって確たる言及はできないものの、まとめ方が淡白……になった? という違和感。そして末尾のキャラクターもいない。
誤解をおそれず申し上げれば、先に述べた好き嫌いの項、下から2番めの傾向ですね。これはどうしたことか。
夢の終わり
不穏なムードは一週間あまり続き、コメント欄でも記事の内容とは関係なく、路線変更を訝しむ声や管理人の安否を気遣う声、はたまた火事場泥棒めいた荒らし/煽りの声、管理人交代説、新管理人と思しき(※)雑な擁護の声などが飛び交いました。以前の和やかさから比べれば、ハッキリ言って別サイトの様相です。
(※もちろん、一切根拠はありません。ただ記事投稿からのフットワークの速さ、頻度の多さから、そうではないかと主張する声もありました)(これらが繰り出す擁護はハタ目にも本当に雑であった)
日に日にチェックするのが恐ろしくなりつつ、それでも気にはなるもので主にコメント欄をしつこく追っていく私。悪いけど記事はつまんなかったです。
なんとも息苦しい一週間でした。
しかし本日午前2時、発表があったのです。
管理人交代説は事実であること。初代管理人は元気であること。今後も二代目管理人が運営していくこと。
決定的でした。私が好きだったうしみつは、これで終わったのだと。
おしまいに
これだけだと勝手に思い詰めるやべーやつみたいですが、企画記事のバックナンバーを一本でもご覧になれば、10月の急な路線変更がいかに不穏であるか肌で感じていただけることでしょう。
なにも、前のほうが良かったので今からでも戻せ、などと主張したいわけではありません。ブログの運営が大変そう、と言うのはかんたんですが、実際にはなんかこう……個人的な事情などもあり、本当に一筋縄ではいかないのだと思います。それに、続ける意志がないものを無理強いしたところで、楽しい企画記事が生まれる道理もありません。
一連の経緯を経て私が感じたのは3つ。
ありきたりですが「諦めが肝心」ということ、この声明はどう考えても9月末時点で出しておくべきだったということ、そしてこれまでの、充実した気持ちにさせてくれた企画記事のありがたみです。
それと荒れてるコメント欄見て思った、(特に第三者が横から発する)「嫌なら見るな」はもうどうしようもないほど最低の無神経発言であるなあ、ということです。4つでした。
ええと、「(当該発言)」に妥当性があるかないかではなく、投げかける対象の気持ちをまったく考慮していない自分本位っぷりについて申し上げました。できるだけこういった言動はしたくないものですね。関係なくても胸くそ悪くなるわ。
とにかく、物事には終わりがあります。今後仮に初代管理人が時々顔を出してくれるとしても、それは先月までのうしみつとは別物であると言わざるを得ません。別に生きがいの喪失とかこの世の終わりとかそんなのではなく、ただそういう事実があるのです。
「もうあの時間は終わって、君も人生と向き合う時なんだ」
また更新します。
それでは。