◆伊地知虹夏
状況を整理しよう。私は結束バンドのリーダーで、いまメンバー二人から明確に好意を寄せられている。と思う。
まずはリョウ。この間の「月と甲羅」の一件は振り返ればいかにもリョウらしい、遠回しな、それでいてまっすぐな気持ちの表れだった。出会った頃からほとんど様子が変わらないけど、それは逆にずっとそうだったってことで。長い付き合いになった幼馴染は昔から興味の対象が狭く深いというか、一途な印象がある。きっとそれを結束バンドへ、そして……私にも向けてくれていたんだろう。
それから、ぼっちちゃん。リョウとは対照的に、あの子の気持ちはわかりやすい。普段からすぐ顔に出ることもあるし、特に最近は(たぶん、答えをちゃんと見つけられたんだと思う)私を認めると表情がぱっと明るくなる。自分で言うのもなんだけど、いっしょにいるととても幸せそう。練習やバイトもますます一所懸命で、私の存在を励みにしてくれているような感じ。
肝心の私はといえば、二人が嫌いだなんてことはもちろんない。けど、もともと多くのわらじを履く生活だから、あまりそういうことについては考えてこなかった。そういえば以前喜多ちゃんにも訊かれたっけ。あのときは確か――
『みんなとの関係も深めていきたいけど、そのぶん変わるのが怖い、みたいなとこもあって』
うわ、そうだった。ずいぶん都合のいいことを言ったものだ。あれも本心ではあるけど、こうなっては私だけそのスタンスを貫くのも変だし、なにより二人に失礼だよね。ということで、リョウとぼっちちゃんを「そういう目」で見てみることにする。今さらながら、同性であることは私自身も意外なほど気にならなかった。この時点でほとんど答えは出ているようなものだけど。
仮に恋人ができたとして、第一に考えたいのはやっぱりバンド活動だ。と思ったものの、あの二人に限ってそこをおろそかにすることはありえない。性格とか、相性についてはどうかな。私の中のイメージを改めて呼び起こす。
「そりゃそれぞれに困ったところもあるけど、二人ともいい子なんだよなあ……見てきた私が言うんだから間違いない」
交際相手としては気心の知れた仲ということもあって、これまでの延長線上にいい関係を築いていけそうな気がする。結局のところ、問題は私の心がどっちつかずなこと。
だいたいにして、こういうのは直感というか、気づいたら好きになってるものなんじゃないの? と問いかけてみるけど、内なる声は情けなく待ったをかけるばかり。いずれにせよ二人に返事ができる状態ではないことがわかっただけだった。
下手の考え休むに似たり、とはよく言ったもので、我に返るとそろそろお姉ちゃんがライブハウスを閉めて戻ってくる時間。やば、そういえば献立を考えてたんだ! 当初の見立て通り冷蔵庫の食材で、オムライス、サラダ、タマネギのスープに決めた。
台所に立ちながら、空いた頭でさらに考える。自分で答えが出せないなら、相談とか? 以前の流れから喜多ちゃんの顔が浮かんだけど、ぼっちちゃんやリョウの様子を見ていると既に十分すぎるくらい飛び回ってくれていることは明らかで、この上私まで、となるとさすがに申し訳なさが勝つ。本当に、今回の功労者だよね。
どうにもふりだしに戻ったような感覚が拭えず、ため息混じりにお皿を並べていると、ちょうどお姉ちゃんが帰ってきた。
「なんだ、待っててくれてるなら早めに切り上げたのに」
「あー、気にしないで。ちょっといっしょに食べたい気分だったから」
もちろん食べるタイミングを逃したからだけど、それも嘘ではなかった。二人で手を合わせ、遅い夕食とする。
こういう個人的なことは姉妹の仲でも言い出しにくくて、黙々と手を動かす。案の定というべきか、お姉ちゃんの視線を感じる。
「なあ虹夏、お前いつになったら返事するんだ?」
「え」
「リョウとぼっちちゃんのこと」
「よ、よくわかったね……っていうか、私待ちなの」
「決まってんだろうが。リョウはともかく、ぼっちちゃんをやきもきさせやがって」
なんだか二人の扱いに差があることは置いておいて、実際に告白されてはいないからその言い草はひどいのではないか、と抗議するけど、お姉ちゃんはどこ吹く風でけらけら笑っている。
「もう、こっちは真剣に考えてるのに」
「悪い悪い。まあ実際、身近な人に好かれるのは立派な才能だぞ」
そんな風に考えたことはなかった。ことさらに言わないだけで、きっとお姉ちゃんにも色々あったんだろう。ここしばらくは特に身の回りのことで精一杯だったけど、どんな思いで私たちのことを見てくれていたのか、改めて実感する。
「考えてもみろ、二人とも虹夏のことはよく知ってるわけだ。だから……なんだ、もう少し自信を持ってもいいと私は思うけどな。虹夏の言うことなら、あいつらも文句ないって」
今も迷いはある。こんな、答えとも呼べないなにかをぶちまけていいものかと。それでも、お姉ちゃんの言葉が背中を押してくれた気がした。
寝支度を整えてベッドの上に正座した私は、祈るような思いでみんなにメッセージを送る。
『第何回か忘れたけど、結束バンドメンバーミーティングを招集します!』
『バイト前に来れる日程を各自教えてね』
◆山田リョウ
虹夏の号令がかかった次の日。
ライブハウスの備品の補充に出た私を、ぼっちが追いかけてきた。珍しい寄りの行動だけど、それ自体は別段おかしなことではない。
「リョ、リョウさん。いっしょに行きませんか……にっ荷物持ちますよ」
「すばらしい心がけ。ぜひお願い」
とはいえ、このタイミングだ。何か(というのも我ながら白々しいか)話があることはすぐにわかった。ぼっちのことだから、率直に手伝いたい方が先で、こちらはついでかもしれないけど。
並んで下北沢の街を歩く。
思いのほか、ぼっちは話を切り出してこない。ふと、この間の郁代との一件を思い出した。せめて話しやすいきっかけを、と考えて、私なりに何か言おうとした時だ。
「ご、ごっごめんなさい! リョウさん!」
きょう一番の声量が梅雨明けの空に吸い込まれていった。この愛すべき後輩はいつも私の想像を軽々と超えていくな。
「ぼっちはすごく頑張ってる。謝らなきゃいけないことなんて……あっ」
「リョウさん? ま、まさかとは思いますけど」
「大丈夫。深い意味はないから」
「そうですか……って、そうじゃなくて。虹夏ちゃんのことです」
来た。続く言葉がなんであれ、私がぼっちを買っていることに変わりはない。
「や、やっぱり私の特別は虹夏ちゃんみたいで……で、でもリョウさんの方が先、ですよね? この度は面倒を招いてしまい本当に申し訳なく……!」
そっちか。予想していなかったわけではないけど、私たちと過ごすようになって毎日楽しいと言ってくれていただけに、この自己評価の低さは惜しかった。先だとか面倒だとか、そんなことはないのに。私らしくない、わかっている。でも気がつけば口が動いていた。
「ぼっち。言いたいこと、したいこと。もっと教えてほしい」
「私のわがままを全部言い出したら、きっと大変なことになっちゃいます。そっそれに、喜多ちゃんじゃないですけど、私もリョウさんのこと……尊敬してるので」
「それを言うなら、やっぱり遠慮なんてしなくていいよ。ほら、虹夏みたいに」
「ふふ。虹夏ちゃん、たまにすごくざっくばらんですもんね」
「そうそう」
そういえば前にもこうしてぼっちと話したことがある。そのとき、大げさかもしれないけど私の気持ちはずいぶん楽になった。そのお返しになれば、と思いながら、後輩の声に耳を傾ける。
「えっと、まずは……せっかく気づけたので、虹夏ちゃんに伝えようと思います。それで、その……虫のいい話なんですけど、リョウさんとも仲良しなままでいたくて」
「……ごめん。やっぱり謝らなきゃいけないのは私の方。しかも2回」
「え、にっ2回? でもリョウさんは何も……ど、どういうことでしょうか」
「『遠慮しないで』とは言ったけど、今の話、絶対言いづらかったよね。それから、先に言わせちゃってごめん。私もぼっちと同じ気持ち」
「ええと、ひとつめ? は、きっかけをもらえて私も助かったので。あっそれと、すみません、『同じ』って……?」
「そこがわからないことある!? だ、だから、ぼっちとも、その……!」
「あ!」
この状況を見れば、お互いに不器用で仕方がない、とみんな笑うだろう。私たちも笑った。
「ぼっち、私たちは同志だ。虹夏がどっちを選んでも、選ばなくても恨みっこなし」
「も、もちろんです……! 私、リョウさんのことも好きですから」
「ありがとう。私もぼっちと出会えて良かった」
それはそれとして、戻るのが遅いと店長にこってり絞られたのは言うまでもないことだった。
◆喜多郁代
土曜日の昼過ぎ、シフト前の時間。
丸テーブルの向かいで緊張を隠せない様子の伊地知先輩が口を開き、ついにメンバーミーティングが始まった。
「ええっと……まず、集まってくれてありがとう。いちおうの議題というか、私からの話もあるんだけど……それよりみんなの方が、言いたいことあるんじゃないかな」
私の気持ちは変わらない。どうかどうか、うまくいきますように。
両隣のひとりちゃんとリョウ先輩はといえば、なにやら二人で目配せしている。私の知らないところでも何かあったのかしら。
「郁代」
「喜多ちゃん、お願いします」
「私!?」
予想外に水を向けられて戸惑ったけれど、喜多博士としての責務が残っていたことを思い出した私は改めて自分の考えを述べる。すなわち、結束バンドが健全に成長していくため、それぞれの関係を良好に保ちたいこと。そして現状、鍵を握るのが伊地知先輩であることを。
「……なので、集まってもらったのは私のわがままみたいな部分もあります。むちゃくちゃを言ってるのは、わかってますけど……でも賛同してもらえたら嬉しいです」
「そっか。喜多ちゃん、みんなとたくさん話してくれてると思ったら、そういうことだったんだね」
「回りくどいやり方で、きっと混乱させちゃいましたよね。でもこれが一番いいかなって……さあ、次はひとりちゃんの番よ」
「あっはい!」
パスを返すと驚いたひとりちゃんの輪郭が崩れ、でもすぐに持ち直した。伊地知先輩の方を向く前に、一瞬、目が合う。言葉はなかったけれど、(喜多ちゃん、ありがとう)と確かに聞こえた。心はすっかり決まったみたい。このあとどうなるとしても、私はひとりちゃんの味方でいたいと思った。
「虹夏ちゃん」
「ぼっちちゃん」
「私、虹夏ちゃんのことが好きです。さ、最初に私を見つけてもらって、そこから動き出した毎日が鮮やかで、眩しくて……本当に、すごく感謝してます。友達だって言ってくれたときから、私の中で……虹夏ちゃんがどんどん、どんどん大きくなるのがわかって。それで、もらうばっかりじゃだめだ、私の精一杯を見てほしいって思うようになりました。私の気持ちなんかで、釣り合いっこないですけど……でも、この先もずっと、いっしょにいたいです。大好きな虹夏ちゃんと」
ひとりちゃんが懸命に言葉を紡ぐ。前から素直な子だと思っていたけれど、こんなに純粋でストレートな告白、私まで感極まってしまいそう。伊地知先輩も頷きながら、首筋まで真っ赤になっている。
「リョウさん」
「うん。虹夏、いい?」
「っはい!」
二人で「ハロ/ハワユ」を歌った日のことを思い出す。こうするのがいいと思って色々動いてみたけれど、どこかで間違えたりしていないかしら。すると、リョウ先輩とも目が合った。表情は変わらないながらも視線がなんだか温かくて、今なら先輩の気持ちがわかる気がした。
「私も虹夏が好き。結束バンドに誘ってくれたこと、私の音を肯定してくれたこと……嬉しかった。始まりはたぶん、もっと前からだけど……いっしょにいてくれてありがとう。虹夏がいて、ぼっちと郁代がいて、私の曲があって……毎日、すごく楽しいよ。虹夏といるのが当たり前だと思ってたけど、そうじゃなかった。何気ない学校とか練習も、その一回が私にとってはかけがえなくて、そんな時間をこれからも続けていきたい。結束バンドに虹夏のドラムが必要なように、私の人生にも、きっと虹夏が必要なんだ」
リョウ先輩が気持ちを言葉にしてくれることも増えてきたけれど、ここまでまっすぐな主張は初めてかもしれない。私たちも先輩の「大切」の中にいることが無性に嬉しかった。伊地知先輩の様子はどうかしら。
「二人とも、気持ちを聞かせてくれて本当にありがとう。もしかしたらそうかもって気はしてたけど、こんなに思ってくれる人がいて、私は幸せだって改めて思った」
もちろん喜多ちゃんもね、と付け加える伊地知先輩。オーバーヒートしてしまうこともなく気丈に笑う姿はまさにバンドのリーダーにふさわしく、私自身もそんな先輩に好感を持っている。ひとりちゃんやリョウ先輩が惹かれるのももっともだわ。
「それで……いちおう確認なんだけど、二人の話を聞いてると、あんまり返事を求めてる感じじゃなかったような……気がするんだけど、そのあたりはどうなんでしょうか」
「してくれるの? 返事」
「うう、それは」
秒で失速した伊地知先輩と混ぜっ返すリョウ先輩。なんだかいつもの雰囲気が戻ってきた。
「本っ当にごめん! 真剣に考えたんだけど、やっぱり私には選べないよ!」
「まあ虹夏ならそう言うよね」
「ですね。ふふ」
「あれ? 私いま、わりと殴られても文句言えない発言をしたと思うんだけど」
「あっ、いっいいですよ。保留でも」
「私たちも、きょう決着がつくとは思ってなかった。まずは気持ちを聞いてもらえれば十分」
「そ、そうなの? 私が言うのもなんだけど、ずいぶんあっさり……」
「虹夏ちゃんには私たちのこと、もっともっと好きになってもらいますから」
「それでこそぼっち。覚悟してね、虹夏」
そうなのね、そういう感じなのね!? と瞳を輝かせたのも束の間、よく見るとひとりちゃんとリョウ先輩はまだ耳が赤かったり目線が泳いだり。伊地知先輩もいよいよ限界だったのか、すっかりうつむいてしまっているし。肝心なところで決めきれない三人が愛おしくて仕方なかった。
ああ、私のバンドメンバーはなんて面倒くさいんでしょう!
◆後藤ひとり
メンバーミーティングから少し間をおいて、STARRYでの定例(にしていきたい)ライブがやってきた。最近カバー曲を練習していたのはそのためでもあるわけで、なんとか無事にこの日を迎えられて一安心。虹夏ちゃんを巡る今回の騒動には私もがっつり関わっているし、幸いなんとかなったとはいえ、下手をすれば解散の危機に直面していてもおかしくなかったと思う。虹夏ちゃんに見つけてもらったことだけじゃなくて、私を迎え入れてくれたのが結束バンドでよかった。
演奏前、暗い中でめいめいに音を出す時間が好きだった。これからのステージに向けて、私は一人じゃないって実感できるから。
みんなの準備が終わり、喜多ちゃんがマイクを取った。視界が光に包まれていく。
「こんばんは、結束バンドです」
私たちはMCがかなり苦手なので(スキルアップも必要ではあるんだけど)あまり余計なことは言わず曲紹介に入るようにしている。
「きょうは懐かしめのカバーから、2曲続けて聴いてください。『月と甲羅』、『ハロ/ハワユ』」
1曲目。ちょうどこの日も夕立があった。いま外の様子はわからないけど、濡れた町並みにかかった虹を想像する。
みんなと話すたび、合わせの練習が少しずつうまくいくようになってきた。その感覚は本番でもあって、特にベースの音がよく聴こえてくる。そっとリョウさんの様子をうかがうと、向こうも頷きで返してくれる。気のせいじゃなかったこと、合奏の一員でいられることが、しみじみと嬉しかった。
次の曲だ。楽器の音はしっとりと抑えめで、少しささやくような歌声が響いている。ギターのユニゾンと歌をそれぞれ合わせるのに苦戦して、放課後はこの曲ばかり練習していたっけ。
そういえば、訊かれて作詞の話をする機会が増えた。私なりに考えていることはあるけど、喜多ちゃんには思ったとおり歌ってほしいというのが私の希望だった。こうして隣で聴いていると、情感が豊かというのか、表現の練習を頑張ったことが伝わってくる。努力家な私たちのフロントマンのことを改めて頼もしく、誇らしく思った。
「次が最後の曲です。ボーカル交代しまして……伊地知先輩!」
「はーい! 最後は私たちのオリジナル曲で、『なにが悪い』っていいます。私は歌うつもりなかったんですけど、うちの楽曲チームがどうしてもというので押し切られちゃいました。やるからには全力で歌うので、楽しんでいってください! 」
《鳴り止まなくてなにが悪い 青春でなにが悪い》
虹夏ちゃんの元気な歌い出しで曲が始まった。みんなの演奏とも息ぴったりだ。
MCにもあったように、この曲は前回のミーティングのあと、私とリョウさんのやる気が爆発して急ピッチで仕上がった。もともと喜多ちゃん以外が歌う曲もあればと構想していて、今回はもちろん虹夏ちゃんのための曲。案の定、本人は渋ったけど、リョウさんとそのことを伝えたら「まあ、いい曲なのは確かだし」と納得してくれたのだった。
《赤色に染まる空 僕の心は何色なんだろう》
音の階段を登り、曲はサビに入っていく。
「虹夏ちゃんのために」と意気込んだものの、それはあくまで私たちの中のイメージを描いたにすぎず、たとえば押しつけがましかったりする懸念はずっとあった。だけど、フタを開けてみれば虹夏ちゃんは曲をいたく気に入ってくれて、練習もスムーズに進んだ。虹夏ちゃんにこそ歌ってほしい詩を書いた身としてはこの上なく嬉しい。お客さんの反応も上々だ。
《あいむ あらいぶ なう いぇ すぷりんぐたいむ おぶ らいふ》
リョウさんの要望があり、合いの手は三人で。私が人前で歌うだなんてとんでもない! と最初は思ったけど、やってみるとこれが思いのほか楽しい。虹夏ちゃんの息継ぎの間を埋めたりして、ちょっと大げさだけど助け合いみたいな感じがするのもいい。
《全ては最高のプレゼント》
《大人になった僕へのプレゼント》
《ねぇそう信じてんだ なにが悪い》
心地よい歌声を背中で聴きながら、終わりへ向かう曲の名残を惜しむ。
やっぱり、私が活動を続けられるのは結束バンドをおいて他にはなさそうだ。虹夏ちゃんの夢が叶うところも見たいし、そのために私が必要だって言ってもらえたし。
その流れで懐かしいやりとりが頭をよぎって、思わず口元が緩んだ。自称するのはさすがにまだちょっと恥ずかしいけど、みんなと、虹夏ちゃんといっしょなら、奏でていけそうな気がする。私のロック……ぼっち・ざ・ろっくを。
《鳴り止まなくてなにが悪い 青春でなにが悪い》